福岡の広報紙展~伝えたい!知ってほしい!行政の取組み~
開催期間 | 平成29年7月19日(水)~9月24日(日) |
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場 所 | 福岡共同公文書館 1階展示室及び1階ロビー |
関連イベント |
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講演会「市町村広報紙に求められるもの~災害報道の経験から~」 日時:平成29年7月30日(日)14:00~15:30 講師:(株)西日本新聞社 報道センター 社会部 記者 吉田 真紀 氏 |
内容
地域性豊かな県と県内60市町村の広報紙を一堂に展示しました。創刊号や過去の貴重な広報紙、市町村合併にともなう最終号のほか、全国広報コンクール受賞号、各広報紙のセールスポイントなどを紹介しました。
約70年に及ぶ広報紙のあゆみの中で、紙面やレイアウトの移り変わりから見えてくる社会や住民生活との関係をふまえ、広報紙の意義と役割をご紹介しました。
【福岡県の広報紙】
ふくおか 創刊号(昭和26年(1951))
「ふくおか 昭和26年~28年」
請求番号:2-1-0024531
福岡県では、県政をより身近なものとして知ってもらうため、昭和26年11月、『ふくおか』という広報雑誌が創刊されました。「民主政治は世論の政治」をスローガンの下、県と住民をつなぐ紐帯としての広報紙の役割が求められました。その後、紙面の見やすさを重視するために、活字中心のものからグラフ誌へと刷新されました。
(『県政グラフ福岡』、のち『グラフふくおか』)
【災害特集】
ふくおか 昭和28年8月号(昭和28年(1953))
「ふくおか 昭和26年~28年」
請求番号:2-1-0024531
昭和28年6月25日から29日まで降り続いた豪雨は、福岡市で624mm、山間部では1,000mmに達し、県下全域にわたって甚大な人的・物的被害を受けました。(昭和28年西日本水害)
この大災害にあたって、災害の状況を写真に収めた「災害特集」が組まれました。
【表紙 関門トンネル開通】
県政グラフ福岡 昭和33年2・3月号(昭和33年(1958))
「県政グラフ福岡 昭和30年度~昭和33年度」
請求記号:2-1-0024530
昭和33年3月9日、関門海底国道トンネルが開通しました。開通式には、福岡県知事をはじめ関係者約2,500名の人々が参列しました。
完成までには21年の歳月と70億円の巨費、そして延べ450万人の労力が投じられ、最先端の科学技術が詰まった「世紀の偉業」でした。
【表紙 新幹線】
グラフふくおか 昭和50年4月号(昭和50年(1975))
「グラフふくおか 昭和50年度」
請求記号:2-1-0024557
「高速輸送時代」の幕開けと紹介された新幹線は、福岡県のみならず九州全体の文化、政治、経済に大きな影響を与えました。当時、東京・博多間1,069kmをわずか6時間56分で走る新幹線は、夢と希望が託された新時代の象徴でした。
【特集・駅、空港、港】
グラフふくおか 平成3年9月号(平成3年(1991))
「グラフふくおか 平成3年度」
請求記号:2-1-0015261
私たちの毎日の暮らしを支える駅・空港・港の特集記事。人やモノが行き交うのみでなく、異文化と出会い、地域文化とふれあう心をつなぐ場といった、駅等の様々な〈表情〉に着目したユニークな企画です。
【福智町の全国広報コンクール受賞紙】
広報ふくち 全国広報コンクール入選号
(平成12年(2000)~27年(2015))
日本広報協会が主催する全国広報コンクールでは、地方自治体の広報活動の向上寄与を目的に、昭和39年(1964)より各種広報作品について審査を行い、優秀作品が表彰されています。
福智町は記事の企画力や編集力、写真といった広報力が高く評価され、平成13年(2001)以降、12回にわたって入選しています(合併前の赤池町広報紙を含む)。なかでも平成16年・18年度には、コンクール最高賞である特選・内閣総理大臣賞の栄冠に輝いています。
広報ふくち 全国広報コンクール入選号
(平成12年(2000)~27年(2015))
日本広報協会が主催する全国広報コンクールでは、地方自治体の広報活動の向上寄与を目的に、昭和39年(1964)より各種広報作品について審査を行い、優秀作品が表彰されています。
福智町は記事の企画力や編集力、写真といった広報力が高く評価され、平成13年(2001)以降、12回にわたって入選しています(合併前の赤池町広報紙を含む)。なかでも平成16年・18年度には、コンクール最高賞である特選・内閣総理大臣賞の栄冠に輝いています。
【銀杯】
内閣総理大臣賞 銀杯(平成16、18年度)【福智町所蔵】
内閣総理大臣賞を受賞した最優秀団体に贈呈された銀杯です。
(広報紙発行当時は赤池町)
第491号「特集 炭鉱」(炭鉱の歴史と継承)、第519号「特集 この町で生きる」(高齢者医療・在宅介護)はいずれも、身近なまちの話題が詰まった広報紙ならではの記事といえます。
内閣総理大臣賞 銀杯(平成16、18年度)【福智町所蔵】
内閣総理大臣賞を受賞した最優秀団体に贈呈された銀杯です。
(広報紙発行当時は赤池町)
第491号「特集 炭鉱」(炭鉱の歴史と継承)、第519号「特集 この町で生きる」(高齢者医療・在宅介護)はいずれも、身近なまちの話題が詰まった広報紙ならではの記事といえます。
【広報紙担当者のお薦め号】
市町村広報紙担当者のお薦め号
今回の展示会では、担当者のお薦め号もセールスポイントと併せてご紹介しました。お薦め号は実際に手にとって、作り手の思いのこもった表紙をはじめ、地域性あふれる各紙の違いをご覧いただきました。
※このほか、県内全自治体の広報紙最新号は、現在も当館閲覧室でご覧いただけます。
市町村広報紙担当者のお薦め号
今回の展示会では、担当者のお薦め号もセールスポイントと併せてご紹介しました。お薦め号は実際に手にとって、作り手の思いのこもった表紙をはじめ、地域性あふれる各紙の違いをご覧いただきました。
※このほか、県内全自治体の広報紙最新号は、現在も当館閲覧室でご覧いただけます。