特集 「ふくおか スポーツの軌跡~リバイバル~」
開催期間 | 令和3年5月11日(火)~7月25日(日) |
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場 所 | 福岡共同公文書館 1階展示室 |
内容
【Web展示】
特集「ふくおか スポーツの軌跡」
~リバイバル~
一年の延期ののち、いよいよこの夏に迫った「東京2020オリンピック・パラリンピック」。
今回の特集「ふくおか スポーツの軌跡~リバイバル~」では、令和2年2月に開催した令和元年度第2回企画展(残念ながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により会期途中で中止)の内容を一部リニューアル!
公文書などの資料を通して、明治以降の福岡県のスポーツの軌跡を紹介します。
特集展示については、展示資料の一部をWeb展示でご覧いただけるようになっています!
※画像はクリックで拡大できます。
オリンピック聖火リレー
1964年(昭和39年)の前回の東京オリンピックの聖火リレー(NHK:聖火リレー1964 再現プロジェクト)は、当館のある筑紫野市からスタート。福岡市、飯塚市などを経由し、北九州市までをつなぎました。
当館所蔵の『オリンピック東京大会聖火リレー写真集』(直方市公文書;1-2-0004363)には、当時、直方市内で行われた聖火リレーの様子が記録されています。
とびうめ国体
「とびうめ国体」とは、平成2年(1990年)に福岡県で開催された「第45回国民体育大会」の愛称です。国民体育大会は、昭和21年(1946年)に戦後の荒廃と混乱のなかで、スポーツを通して国民に、とりわけ青少年に勇気と希望を与えようと企図してはじまり、各都道府県持ち回りで毎年開催されています。
当館には、福岡県による誘致活動や準備のほか、市町村とのやり取りといった様々な歴史公文書等約180点を所蔵しています。
今回は、その中から、誘致活動の記録である『国体開催申請』(福岡県公文書;1-1-0036629)、大会ロゴマークやマスコットキャラクター作成に関する資料である『とびうめ国体 DESIGN GUIDE BOOK』(福岡県行政資料;2-1-0017545)、相撲競技が開催された志免町で作成された『記念スタンプ』(志免町公文書;1-2-0027722)などを展示しています。
※福岡ドーム(現 福岡PayPayドーム)で行われた開会式の様子
※大会で授与された、盾・メダル
ねんりんピックふくおか
「ねんりんピックふくおか」とは、平成17年(2005年)に福岡県で開催された「第18回全国健康福祉祭」の愛称です。全国健康福祉祭は、スポーツや文化種目の交流大会をはじめ、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、昭和63年(1988年)から毎年開催されています。
当館には、福岡県による開催準備資料をはじめ、大会で授与されたメダルや盾など「公文書」以外の貴重な資料が多数保存されています。
福岡県のスポーツ振興の取組
”人々のスポーツ活動が盛んになることで地域に活力をもたらし、活性化した地域がさらにスポーツを支援できる力を発揮する・・・”
福岡県では、こうした好循環が県内各地で生み出され、スポーツの力で県民生活をより豊かに、より元気にする「スポーツ立県福岡」の実現を目指し、様々な取り組みが行われています。
福岡県ホームページの「スポーツ立県福岡」ポータルページでは、福岡県のプロスポーツチームの紹介や、県内のスポーツ施設やイベントの情報などが多数紹介されています。ぜひ一度、覗いてみてはいかがでしょうか。