平成29年11月18日に、当館の開館5周年を記念したイベントを開催しました。
冒頭に当館の館長から、当日ご来場された皆様にご挨拶をし、その後、太鼓演奏と書道パフォーマンスの共演を行いました。
太鼓を披露していただいた「つくし太鼓」の皆様は、郷土芸能の一端を担う太鼓グループとして、筑紫野市を中心に子どもから大人まで幅広い年齢層で活動されています。近年も様々な催しで公演活動をされており、日本太鼓協会第1回南日本大会ジュニアの部での準優勝の実績もあるそうです。
書道パフォーマンスをしていただいた西尾真紀さんは、太宰府市出身の書道家で、平成14年からロゴや広告制作をはじめ広範囲でご活躍されている方です。最近では、カンボジアでの書道パフォーマンス披露などのご経験もあり、代表作には、九州国立博物館のシンボルマークや、「伊都菜彩」、「小麦冶」のロゴなど、多くの有名な作品があります。
イベントでは、まず「つくし太鼓」による演奏を披露し、太鼓の2曲目から西尾真紀さんに登場していただき、今回の書の内容である「Archive 未来への架け橋」を力強い筆づかいで書いていただきました。
Archive(アーカイブ)という言葉には、重要な記録を後世に残し伝え、活用していくという意味があります。当館でも、重要な公文書を保管し、過去、現在、未来における行政活動の記録を次の世代へとつなぐことで、多くの人に役立つ施設でありたいという願いが込められています。
今回のイベントは、出演者や関係者の方々、そして当日お越しいただいた多くの来場者の皆様のおかげで成功することができました。これを機に、今まで当館を知らなかった・知ってはいたけど入ることが無かったという方にとって、公文書館が少しでも身近な存在になっていただければ幸いです。