福岡公文書館ブログ

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  • カテゴリー: 梅雨

    2022年6月16日

    展示室の入れ替えをしました

    5月29日(日)に開館10周年記念特別展 第1弾「お金で見る福岡の時代の流れ」が終了しました。

    ご来館いただいた皆様、ありがとうございました。

    6月14日(火)から展示室は常設展に戻ります。

    公文書館の紹介とともに、各時代の公文書の書式の変遷、戦後福岡のあゆみを紹介しています。

    また、特集展示として「福岡県の水害」についての展示も行っています。

    戦後 福岡のあゆみ 

    特集展示「福岡県の水害」

    福岡県は先日梅雨入りしました。福岡県では近年、6~9月に毎年のように大雨や台風によって水害が起こっています。

    そこで、「福岡県の水害」中でもいまだに語り継がれている昭和28年6月の水害に関する展示を「特集展示」として行い、今後の水害への注意とその備えになればと思っています。

    福岡県の水害

    ID:1-2-0025894

    この文書は「昭和28年度 水害見舞芳名簿 大福村役場」(朝倉市公文書)です。大福村(現在朝倉市)に送られてきた支援のための寄贈リストです。食品、衣料品、新聞紙等が婦人会等から寄贈されていることがわかります。

    このほかにも、被害状況の把握のための受付簿や県が国に提出した要望書等を展示しています。

    どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。

    2021年6月20日

    湿度管理は大切です

    福岡県は、6月20日に緊急事態宣言が解除になり、一部地域がまん延防止等重点措置に移行します。

    5月12日から臨時休館していた当館は6月22日(火)より開館します。引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対応を行いますので、ご利用の際にはご理解とご協力をお願いします。

    九州北部は、5月中旬に梅雨入りをしており、ただいま文書には好ましくない季節です。

    これは選別室(文書の一時保管及び選別作業を行う部屋)の温・湿度計です。ここ数日は湿度が60%以上の日が続いています。

    一般的に文書(紙)にとっての適切な温度は22~25度、湿度は55%前後と言われています。当館においても文書保存庫は、夏は25度、冬は22度、湿度は1年を通じて55%に設定し24時間・365日、温湿度管理を行っています。

    しかし、運び込まれた文書を一時保管し作業を行う選別室においては職員が温湿度の管理を調節しています。温度はエアコンで調節できるのですが、湿度はちょっと油断すると夏(特に梅雨の時期)は上がりすぎ、冬は下がりすぎてしまいます。

    湿度管理は夏はサーキュレーター、冬は加湿機能付きの空気清浄機を使用して調節しますが、なかなか思うようにいきません。特に、コロナ禍のいま、室内の換気も必要なので温湿度の管理は大変です。

    当館で保存する文書は永久に保存する文書です。長い年月の中で劣化していくのは当然ですが、少しでも劣化の速度をおさえ、後世により良い状態で残していけるように日々気を付けています。

    福岡共同公文書館
    所在地 〒818-0041 福岡県筑紫野市上古賀1-3-1 アクセスマップはこちら 電話 092-919-6166 FAX 092-919-6168 E-Mail kobunsyokan@pref.fukuoka.lg.jp
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