福岡公文書館ブログ

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    2021年10月26日

    「おいでよ!福岡共同公文書館へ」(筑後市中央公民館)

    【お知らせ】

    コロナの影響により、本年3月以来なかなか実施できなかった出張展示も、緊急事態措置の解除により、10月26日からようやく開催することができました。

    半年ぶりに市町村に出向いての展示ということで、ちょっと張り切っているところです。どうぞこれからも、福岡共同公文書館をよろしくお願いします

    今回は、3月に実施した大木町に続き、筑後市中央公民館(サンコア)で、「おいでよ!福岡共同公文書館へ」と題して、少しでも多くの人に知っていただくため、出張展示を企画しました。

    ★展示期間  令和3年10月26日(火)~11月10日(水)

    ★展示場所  筑後市中央公民館(サンコア)

    それでは、ここからは当館キャラクター「しょこら」がご案内します。

    【しょこら】

    今回の展示は、「筑後市」におじゃましています。今日は筑後市のPRキャラクター『はね丸くん』に筑後市を紹介してもらいます。

     

    【はね丸くん】

    こんにちまーる。筑後市のPRキャラクターのはね丸です。ほかに「パネコ」「ポネコ」もよろしくね。

    それでは筑後市をちょっとだけ紹介しまーる。筑後市は、筑後平野の真ん中にあり、自然に囲まれた田園都市なんだよ。

    九州新幹線の停車駅「筑後船小屋駅」や九州自動車道もあって交通が便利なんだ。また自然に恵まれているから、米・麦・なし・ぶどう・いちご・八女茶など栽培がさかんで、学校給食にも地元でとれたおいしい野菜やくだものが使われていまーる。

    筑後市は数少ない人口増加自治体の一つで、筑後市に住む人や家族は増えているんだよ。

    また、ちくごの賢人に、益田素平さんがいるけど、以前福岡共同公文書館ブログでも紹介してもらっていたね。

     

    【しょこら】

    はね丸くんありがとうございます。

    公文書館では、昨年10月29日に「公文書館でめぐる ふるさと福岡~筑後市~」で『二川村会決議録八女郡二川村役場』『筑後市史 第二巻』など紹介しています。その中で益田素平さんも紹介しています。(詳しくは2020年10月29日福岡共同公文書館ブログを見てね。)

    今回中央公民館(サンコア)で11月10日まで、公文書館の仕事や歴史公文書を紹介するパネル展を開催します。中央公民館(サンコア)にお立ち寄りの際は、ぜひのぞいてみてください。

     

    【はね丸くん】

    公文書館?歴史公文書?難しそう、ぼくにもわかるのかな?

     

    ]

    【しょこら】

    公文書館には、地域の歴史や文化を知ることができる文書が豊富にあります。パネル展ではそのこをわかりやすく紹介します。

     

    【はね丸くん】

    じゃあ、さっそく行ってみまーる。筑後市の多くのみなさんが見に来てくれたらいいなあ。

     

     

    【しょこら】

    ありがとうございました。ぜひお待ちしています!

    2021年10月4日

    公文書でめぐる ふるさと福岡 ~筑前町~

    早いもので今年度も残り半分になりました。

    緊急事態宣言は解除になりましたが、福岡共同公文書では引き続き感染対策をおこないながら、開館していきます。

     

    さて、今回は「公文書でめぐる ふるさと福岡」で、「筑前(ちくぜん)町」を紹介します。

    筑前町は、平成17年3月22日に旧夜須(やす)町と旧三輪(みわ)町が合併して誕生した町です。福岡県の中南部、福岡市の南東約25km、久留米市の北東約20kmの場所に位置しており、面積は約67平方キロメートル、町の西南部は筑後(ちくご)平野の北端部にあたり比較的平坦な地形であり、この平地に主要集落が発達しています。人口は約2万9千人(令和3年4月現在)で、近年は福岡都市圏や久留米広域圏に近接しているという恵まれた立地条件を背景に、現在も人口増加を続けています。

    米・麦・大豆の普通作を中心とした農業地帯で、黒大豆(クロダマル)、大豆(フクユタカ)、大豆加工品、いちご、米、麦、ナシ、しいたけ、木酢、なす、きゅうりなどが特産品です。

     

     

     

     

     

     

     

     

    「閉町式・開町式」 (1-2-0006744) 三輪町の閉町式                                                      「夜須町閉町式」 (1-2-0024604) 夜須町の閉町式

    「閉町式・開町式」 (1-2-0006744) 筑前町の開町式(のぼり・立看板・懸垂幕の図案)

    筑前町の町章は、「ち」の文字を基調に、未来に躍動する人を象徴的に表現し、赤は太陽、青は大空、緑は大地で自然豊かな筑前町をイメージしています。

    また、筑前町には歴史から大自然まで沢山の見所があります。日本最古の神社といわれる「大己貴神社(おおなむちじんじゃ)」などの観光名所や、町一番の祭り「ど~んとかがし祭」や700~ 800年前から続いていると言われている「おくんち(秋季大祭)」などが開催されています。

    大己貴神社とは

    大己貴神社の歴史は古く、西暦200年頃(仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)9年)神功皇后(じんぐうこうごう)が、現在の朝倉(朝倉)市(秋月野鳥(あきづきやちょう))のあたりで勢力を持っていた豪族羽白熊鷲(はじろくまわし)を征伐後、新羅(しらぎ)征討を起こすにあたり兵を募ったが集まらず困っていたところ、大神社(または大三輪社(おおみわのやしろ)と記載)を建て、太刀や矛を奉納したところ、兵が集まったと『日本書紀』に記載されています。また、延喜式によると日本最古の神社の一つとと数えられ、地元では「おんがさま」と呼ばれて崇敬されています。

    「栗田八幡宮 大己貴歳入歳出決議書類」 「1-2-0006363」

      羽白熊鷲についてはこちらに説明があります。

    「夜須町の民話と伝説」 (2-1-0020709)

    筑前町からは535冊の公文書が移管されています(2021年9月末現在)。また、約50冊の行政資料を所蔵しています。

    次回の「公文書でめぐる ふるさと福岡」もお楽しみに!

    福岡共同公文書館
    所在地 〒818-0041 福岡県筑紫野市上古賀1-3-1 アクセスマップはこちら 電話 092-919-6166 FAX 092-919-6168 E-Mail kobunsyokan@pref.fukuoka.lg.jp
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