当館をよくご利用いただく利用者さんの私物です。
当館の資料を複写したものに、ご自身で表紙をつけて、
製本されていました。
現物よりも、また当館で作成している複製物よりも何倍もきれいです!(当館の複製物は簡易すぎて並べてお見せできません⤵)
ご自身の研究に使われているようですが、当館の資料をきれいにそして丁寧に使用していただいているのを見るとこちらもなんとなくうれしくなります。
雑然と綴じられて移管されてくる公文書たちですが、必要な方にとっては大切な資料です。作成される行政職員の皆さん、皆さんが業務で作成された文書が、何年あるいは何十年後には誰かにとって貴重な資料になっているかもしれません。文書作成・整理をする際はこのことを頭の片隅においていただければ、と思います。
また、「公文書をみて何がわかるの?」と思っていらっしゃる方、公文書は皆さんにとって身近なものなんですよ。
例えば、
広い敷地に建っている大型商店、ここには前になにがあった?
自分が通っていた小学校の校舎はいつ建て替わった?
この道路、前からこんなに広かった?
など、素朴な疑問が解決できるかもしれません。
いつでも、気軽に「福岡共同公文書館」をのぞいてみて下さい。